赤貧自堕落日記。
しょーもないことつづってます。
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深いです、チベット密教。
台風来てるんで、美術館へ行ってきました。
上野の森美術館で開催されてる「聖地チベット展~ポタラ宮と天空の至宝~」へ。
2時間丸ごとチベット密教。すんげー良かったです。
顔や手がいっぱいある仏様だとか宝飾品をジャラジャラ付けた菩薩様とか、曼荼羅とか大好きなのね。
見ごたえたっぷりの展示品に身震いしたよ。
何が凄いって、アータ。
セックスが修行に使われてるんですよ、後期密教ってー。
空海が日本に持ってきたのが中期密教だったことが、残念でなりません。
慈悲を象徴する男尊と、智慧を象徴する女尊が結合することによって、悟りの世界へ到達できるという。
エロマンガかよ、と突っ込みを入れたくなるような話ですがー。
まあ、イク瞬間て無の境地というか、空というか、ある意味ビッグバンじゃん?
なるほどねー。
って、ほんとの教えはその先にある生命の誕生らしいんだけどさ。
そんな訳なので、仏像やらタンカ(宗教画)には、立位や対面座位でエロってる仏様がそこらじゅうにいるのですよ。
今回の企画展の目玉「カーラチャクラ父母仏立像」も然り。
腕だの顔だのが多すぎてわかにくいのですが、抱き合ってます。
すごく官能的で素敵なの。艶っぽいのに崇高で気品がある。ブラボ。
本国では、刺激が強すぎるので一般信者の目に触れないように、
下半身が布で隠されているというから、生で拝謁できる私たちは果報者ッス。
さらに!
もっとすごい父母仏を発見。「ヤマーンタカ父母仏立像」。
獣姦じゃあございません。
この方ね、ちんこ生えてんすよ。ワタシ、ちんこがある仏像はじめて見た!
でもってしっかりとお妃さまのお尻に挿入されておりますの。超まじまじと斜め下から観察してしまったよ。
うふふっ。秘宝館が嫌いな人がいるのかしら~?(帰れ)
それはおいといて、
男女それぞれの仏様に役割があって、対等に扱われていることに好感が持てました。
そしてその女神様たちがこれまた美しいのよ。
ただ立ってるんじゃなく、しなを作って肉感的で、色っぽい。惚れてまうやろ。
中でもダーキニー神。エロカッコイイ。
くびれといい、ピンと張ったおっぱいといい、んもう…んもう…。
男性修行者を性的にサポートする神様らしいです。(ほんとに)
で、気に入らないと食い殺しちゃうんだって。んもう、ダーキニーったら☆
チベット展、いやもうまじで最高ですって。
写真じゃ伝わらないこの感動をぜひとも生で味わっていただきたいです。
そして煩悩だらけになって帰ってくるといい、ワタシの様に。
COMMENT
シンの南斗千首龍撃バリに挙が多い。
こんなこと書いちゃうと、信仰されている人には侮辱なのかも知れないけども、されど 必要不可欠な要素ではありますよね。
信者にとって、崇める神は神々しくなくてはイカンですよ。
あ。
意味は無いんですが、2枚目のフォト見ていたら、
「アシュラバスターにかけられたキン肉マン」のキン消し
をなぜか思い出してしまいました。
↓
http://image-search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%82%AD%E3%83%B3%E6%B6%88%E3%81%97&ei=
一番左の列の上から4番目。
阿修羅も仏教だね、そーいや。
たしかに、アシュラマンに羽交い絞めにされる感じ!
手がいっぱいあるから色んなプレイができるね!
仏像や曼荼羅は仏の教えをわかりやすく表してるものだといいます。
でも見る者の心持ちによって解釈はそれぞれで。
作者の意図するところとは違うところで感銘を受けてたりする私は罰当たりなのでせうか。笑